2020

ゴールクリアランスのリスタートとなるセットプレー。ポジションの表示は次の通り(敵方も同様です。)①は「ゴレイロ(GOREIRO)」。②は「フィクソ(FIXO)」。③は「右サイドのアラ(ALA DIREITO)」。④は「左サイドのアラ(ALA ESQURDO)」。そして最後の⑤は「ピヴォ(PIVO)」。ポジショニングは、前線にピヴォ(⑤)、手前側に3人が並ぶものです。相手は高い位置でプレスをかけにくることが予想されます。そこでボールが投げられる前に、④が対角線上に猛ダッシュで走ります。⑤は左サイドに移動。ここで、相手のマークにより次のプレーを判断します。マンツーマンの場合④に敵③がマンツーマンでついていったので、左サイドの⑤へのスローのコースが空きます。ゴレイロはシンプルにピヴォの⑤に当て、またゾーンの場合、敵②と敵③がマークを受け渡すので、④は右サイドのスペースに走って敵②を引っ張り出します。⑤は左サイドの高い位置でスローを受けます。ゴールクリアランスでは、どのようにしてピヴォへのパスコースを作り出すかが大事なポイントになってきます。高い位置でピヴォにボールが収まれば、チーム全体のラインを押し上げられることになり、そのためには斜めのランニングが有効です。相手のマークがマンツーマンの場合は、④が斜めに走り出し、自分が最初にいた左サイドのスペースを空けて、左サイドに移動した⑤へのパスコースを作ります。高い位置でピヴォにボールが収まれば、②がサポートについたり、④が裏のスペースに走ったり、複数の選択肢が可能となってきます。相手のマークがゾーンの場合は、ゴレイロからのグラウンダーのパスコースには敵④が残っているので、浮き玉のスローを高い位置で受けるというプレーに切り替えます。④が斜めに走って敵②の注意を引きつけることによって、⑤はゴレイロからのスロー1本で決定的なチャンスが訪れます。

実際の試合になってみると、サッカーほどではないものの自分とは遠く離れた相手にパスをしなければならない場面なども多く、相手がよく見えている人ほどロングパスをする場合が多いというふうに言えるわけです。そのような場合にはなるべく敵の裏を突くことができる選手に向けてロングパスをするようになるわけですが、相手に取られないようになるべく早く数コントロールよくボールを運ばなければならないわけです。そのため、機敏に判断するのはもちろんのこと、なるべくボールを上に飛ばさないようにして、直線的に飛ばすのがポイントである、という風に言えるでしょう。初心者の場合、遠くにボールを飛ばそうとすると上に蹴り上げてしまう人が多いという風に言われていますが、それは多くの場合ボールの下を切りすぎてしまうなどボールを蹴り上げるいってが定まっていないことがその原因であるというふうに言えるわけです。大きなホームでボールを蹴るという風に思ってしまうとどうしても、ボールの下側を強く捉えてしまいがちですが、フットサルにおいては基本的にインサイドキックなどの場合には、ボールの重心を的確に叩く事がうまくパスを送ることのコツであるというふうに言えるわけです。そのような点を考えればなるべく小さなフォームでスイングを速くするなどして、ロングパスを行うことがポイントであるという風に言っていいのではないでしょうか。正確に蹴ることは確かに難しいことであるという風に言えるかもしれませんが、中心を蹴るというふうに意識しておくことが何よりも重要であることは間違いないという風に言えるかもしれません。